「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の内容とその魅力について
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は、2014年から2017年まで放送されていました。その後2019年4月から、再び放送されるようになったのです。
いわゆる教養バラエティ番組と呼ばれるもの。今回はこの番組の内容と魅力について、詳しくお伝えしていきましょう。
番組内容
番組内容としては、毎回講師としてゲストが登場します。スタジオは教室のようになっていいて、毎回出演しているゲストは生徒役に。
そして講師として、違うゲストが出演するのです。人生を盛大にしくじった、だからしくじりの回避法を学ぼうというのが、この番組の基本理念に。
しくじり先生という形で、自分の失敗について伝えることにより、同じ間違いを他の人がしないようにと学ばせてくれる番組なのです。
本来は、自分がしくじった内容については、隠しておきたい人が多いですよね。でもこの番組では、しっかりと講師として出演したゲストが、自分のミスや過ちなどに対して教えてくれるのです。
まずは今までどのように生きてきたのか、いつ転機が来るのかなどの説明から入ることが多いです。
この時に、自分がどう思っていたのかどう行動したのかについて、教えてくれるのです。大体はここで、間違った道を選んでしまうケースが多いでしょう。
そして自分を顧みる講師の姿を見て、生徒役のゲストは様々な思いを持つのです。
奇抜な内容もある
内容によっては、とても奇抜なものもあります。まさかそちらの道にはいかないだろうと思うような道に、講師役のゲストが向かってしまうのです。
これを観て視聴者としても「なぜそちらに向かうのだろう…」と、不思議に思うかもしれません。でも人はつい欲が出てしまったり、威張ってしまったりする場面もあるのです。
こういう思いについても隠すことなく、伝えるのがこの番組の特徴でしょう。普通の人ならしないのにと思いながら、普通って一体なんだろうと思うこともあるはずです。
その時は、これが普通だと思ったからした行動だとしても、周りから見たり後から考えたりすると普通ではなかったことは、実生活の中でもありますよね。
これについて、自分自身の人生についても見つめ直す機会になるのです。こういう思いを持たせてくれる番組は、とても貴重なものでしょう。
学ぶことができて、そして今後の人生に活用できるのです。しくじり先生役として出てくるゲストは、有名人ばかりなので「今回はこの人が！」と驚く場合も多いでしょう。
ゲストについて
今までに講師役として、様々なゲストが登場しました。例えば辺見マリが、自分の人生について深く語る回も。
松本明子や杉田かおる、ドン古西なども講師として様々な話を聞かせてくれました。今までに著名人として、どのような人なのか分からなかったけれど、この番組を観ることにより内面を知るのも可能なのです。
だから人間味があり、魅力的なのだと納得できる場面もあるでしょう。しくじり先生と自ら名乗り、自分で受け入れる強さを持つゲストが語ってくれるのです。
この番組を観て弱さだけではなく、乗り越えることができた逞しさを感じる場合もあるでしょう。この人はこんなに逞しい人なんだと、しくじった内容を知ったために分かることもあるはずです。
リアリティのある内容は、目をそらせないようなものが多いので、思わず毎回観てしまうという人は多いでしょう。
そして観た後で、実際に授業や講義を受けたような気持ちになれるのです。
この番組の魅力について
人の人生については、身近な人でも深いところまでは聞くのが難しいですよね。でもこの番組を観ることにより、様々な人生があるんだと分かるのです。
そして自分の人生と比較をする時もあるでしょう。実際に当時はあまり考えずに行動をしてしまい、後悔をする場合もあるはずです。
何が正解なのか分かるのは、かなり後だった…というケースもあるでしょう。でも経験は知識となり、必ず自分を助けるものになるのです。
このため現在悩んでいる人でも、この番組を観て自分の進むべき方向が見えてくることもあるでしょう。
自分の方向性を教えてくれる、これがこの番組の持つ魅力なのです。人の生き方を知ることができる番組は、あまりないかもしれません。
そして俺みたいになるなというタイトルのように、悩んだ時や迷った時ほど観るようにしたい番組ですね。
今後のしくじり先生について
しくじり先生の話に引き込まれ、気が付けば自分の中に何かを与えてもらえたように思うケースも。実際にこれについては、今後も変わらないでしょう。
そして今まで観てきた内容についても、心の中に残っているものが多いです。テレビでしか観ない人、そう思っていても人によって悩みや思いがあるのだと感じるでしょう。
これから先にも、このように思う機会が多いはずです。そして「今日、これを観られてよかった」と、観終えた後に感じる人もとても多いでしょう。ゲストに対して、今後もこのスタイルを貫いてほしいと思う番組なのです。
