やぶうち優の作品はどれもガーリー！プロフィールや代表作をご紹介
やぶうち優の作品は可愛らしいものが多く、小学生から高校生くらいの女性読者に支持されています。
学生時代に漫画家としてデビューし、今では小学館・ちゃおの人気作家。今回はそんなやぶうち優の作品に関する情報と、漫画家としてのこれまでの活動についてお伝えしていきましょう。
今までの活動
やぶうち優は13歳の時、ちゃおの増刊号にてデビューしました。当時のペンネームは「薮内優」で、それ以来変更しています。
中学生でデビューした漫画家は、今だけでなく当時もとても珍しく、貴重な存在だったようです。学生活動で多忙な中、それでも漫画を描き続け、1990年代にはちゃおのレギュラー作家になることができたのです。たくさんの作品を生み出している、人気漫画家のやぶうち優。
今まで作り上げてきたものの中には、自分自身の実体験が描かれているものもあるようです。1969年生まれで、2020年には51歳になるやぶうち優ですが、少女の心を理解しているゆえに読者の年齢層からも好評を博しています。
やぶうち優の作品について
代表作として挙げられるものはたくさんあり、まずは「水色時代」が現在でもとても人気のあるコミックです。
1990年からちゃお、ちゃおデラックスで連載されていた漫画で、1996年にはテレビアニメ化を果たしました。主人公の河合優子（かわいゆうこ）が、仲間たちとの絆を深めながら思春期を過ごしていくストーリー。
「水色時代」はシリーズ物でもあり、世界観が異なるものや続編などもあります。また同様のシリーズ物としては「少女少年」も挙げられ、芸能界を舞台にした作品となっています。
小学六年生の男子・水城晶（みずきあきら）が、白川みずき（しらかわみずき）の芸名で女装をしてアイドル歌手になるのです。
そして2019年冬まで、ちゃおで連載されていた「ゲキカワ♡デビル」は、低い年齢層からも好かれやすい作品になっており、ファッションや美容がテーマ。
お洒落が好きな藤美マイ（ふじみまい）が、悩みごとを抱える人々に力を貸しながら、ファッションデザイナーへの道を進んでいくお話です。
途中ではシリアスな展開も見られますが、夢に向かって努力するマイに元気づけられる作品となっています。
ちゃおの歴史や過去の連載作品
やぶうち優のデビュー作が載ったのもちゃおの増刊号だったように、やぶうち優とちゃおの関係性はとても深いのです。
そのちゃおは今までどのような雑誌だったのか、詳しくご紹介しますね。ちゃおは1977年創刊の歴史ある少女漫画誌で、時が経つにつれて雑誌そのものの傾向も変わってきています。
過去に連載されていた「魔法のスターマジカルエミ」「魔法のアイドルパステルユーミ」など、あらいきよこの作品は人気があり、アニメ化もされていたといわれています。
他にも「ポケットモンスター」の主人公を女の子としたタイアップ作品を載せたり、アニメ化を目指した作品作りにこだわったりしていた時期もあったのです。
また「こっちむいて!みい子」というおのえりこの作品は、1995年から現在まで連載されているとても長いギャグ漫画。ちゃおの雰囲気は今までと変わってきているとはいえ、当時の魅力もきちんと残されています。
ちゃおの最近の傾向
やぶうち優の作品の多くは、ちゃおで連載されています。ちゃおに載っている他のコミックは、どのようなものが多いのでしょうか。
人気のある少女漫画誌は何種類かありますが、その中でもちゃおは読者が憧れるような甘い恋愛が描かれている作品が多いもの。小学校低学年くらいの少女がよく読むといわれ、基本的に夢を見させてくれる雑誌です。
連載されている漫画の種類もたくさんあり、付録についても豪華で個性的なものが多いため、毎月続けて購入したいと考える人が増えています。
コミックは読んでいてドキドキするような逆ハーレム、女の子同士の友情、ギャグ系なども見られます。誰もが体験したい青春の一ページが、ちゃおでは読むことができるのです。
やぶうち優の作品に注目したい！
やぶうち優の作品は、雑誌のイメージを左右するほど存在感の強いものが多く、今もたくさんの読者から愛されています。
以前は現実的な内容が多く見られたのですが、完結してからあまり経っていない「ゲキカワ♡デビル」など、夢をテーマにした漫画が最近は多くなっている様子。
ですが「悩んでいる人を助ける」というスタイルは今も変わっていないため、学校生活やコンプレックスなどにおいて悩みを抱えてしまった時は、やぶうち優の作品に助けられるということも多いといえるでしょう。
彼女の最新作は、現在も連載が続いている「そらいろメモリアル」です。爽やかで透明感のある作風は、見ていて癒されることも多いもの。
ミステリアスな雰囲気のある少年が登場しており、恋愛だけでなく少しファンタジーな要素も感じられる作品になっています。やぶうち優の作風が好きだと思う人は、「水色時代」や「ゲキカワ♡デビル」など、興味のあるものから読んでみるとよいでしょう。
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