ヴァンパイアの花嫁~2度目のプロポーズ~のキャラクター紹介!内容も魅力的
「ヴァンパイアの花嫁~2度目のプロポーズ~」は、魅力的なポイントが色々とある少女向けコミックに仕上がっています。
作者の小倉あすか先生は、「ヴァンパイアの花嫁」を代表作とする大阪府出身の漫画家。今回はそんな小倉先生の最新作「ヴァンパイアの花嫁~2度目のプロポーズ~」の内容と、キャラクターの魅力についてお伝えします。
あらすじ
広鈴知佳(ひろすずちか)が通う中学校に転校してきたのは、ミステリアスな男子・住吉八雲(すみよしやくも)。彼にとっての転校初日、日直を担当していたのが知佳だったため、校内を案内することになります。
初対面であれば、本来なら名字で呼ぶことが多いはずが、突然「知佳」と呼んでくる八雲くん。彼の正体はなんと「ヴァンパイア」らしく、知佳の手をとり血を吸った後、プロポーズまでしてきました。
彼曰くヴァンパイアが初めて血を吸う相手、その女子を運命の人とし、将来的に結婚するという決まりがあるそうなのです。
さらに一日一回、人間の血を摂取する、もしくはキスをしなければ生命にかかわるらしく、知佳の力を借りようとたびたび近づいてきます。
しかし知佳は「ファーストキスをあげるのは好きな人がいい」と強い思いを持っており、八雲くんのことを避けていました。そんな中、学校で球技大会が行われたのですが、八雲くんは疲労のため倒れてしまうのです。
知佳は介抱してあげるためにそばにいたものの、命の危機が迫っていることを知り、彼を救おうとついにキスをしました。
この日を境に二人の間には絆が生まれ、八雲くんは知佳を「オレの嫁」と呼ぶようになるなど、急激に距離が縮まっていきます。
魅力的なポイントはどこ?
「ヴァンパイアの花嫁~2度目のプロポーズ~」は、実は「ヴァンパイアの花嫁」の第2巻ともいえる物語なのです。
二人は正式に付き合っているわけではありませんが、幼い頃にすでに出会っていたこと、そして当時から八雲くんは知佳に好意を寄せていたことを知り、単なる「幼なじみ」ではいられないようになります。
「ヴァンパイアの花嫁~2度目のプロポーズ~」は学園ものではあるのですが、ファンタジーの要素がかなり強いコミックに仕上がっているといえるでしょう。
八雲くんはただ人間の血を吸うというだけではなく、勉強、スポーツなどもとても得意で、学校で球技大会が行われる時には、全ての競技に参加しなければならなくなるほどの人気者。
さらに空を飛ぶことまでできるというので、かなり特殊な人物設定ですよね。「端正な顔立ちをしたクラスメイト」としても、人間離れした能力を持った幼なじみとしても、魅力的なポイントはたくさんあります。
ちゃおでも注目されているファンタジー少女コミック
小学館「ちゃお」で話題になり、ちゃおコミックスとして発売された「ヴァンパイアの花嫁~2度目のプロポーズ~」。
登場するキャラクターがあまり多くないため、シンプルに仕上がっているようにも見えますが、一人一人の個性が強いのが特徴です。
知佳と八雲くんは幼なじみ、クラスメイト、そして恋人同士になるかもしれない関係。気持ちの面でもこれからどう変化していくのか、少女漫画が好きな人、ファンタジー系コミックが好きな人は特に見逃せません。
小学館の作品ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09871234