インディアンスがM-1グランプリで存在感!上沼さん絶賛の98点も

インディアンスがM-1グランプリで存在感!上沼さん絶賛の98点も

インディアンスがM-1グランプリ2021で、安定感のある貫禄を感じさせる漫才を披露して、大いに盛り上げ存在感を発揮しました。M-1でお馴染みの顔になりつつあるインディアンスにスポットライトを当ててみましょう。



M-1グランプリに3年連続3回目の出場

ボケ担当の田渕とツッコミ担当のきむのコンビであるインディアンスは、3年連続3回目のM-1グランプリ決勝の舞台でした。

2019年は初出場の緊張も影響してか、ネタを少し飛ばしてペースを乱してしまい9位。2020年は敗者復活で出場を果たし、慌ただしくトップバッターでの登場となり7位と終わっていました。

3回目出場の2021年は、伸び伸びと2人で漫才を楽しんでいることが伝わってくる素晴らしいパフォーマンスでした。1本目は怖い趣味を見つけたというネタ、2本目はもっと売れたいというネタを披露して爆笑を生みました。

インディアンスの漫才の魅力

インディアンスのネタは、田渕の軽妙で陽気なキャラが立った楽しい漫才が特徴になっています。マシンガンのように高速で大ボケや小ボケを連発する田渕の勢いは、元気と明るさを届けてくれて、重苦しい社会を吹き飛ばしてくれるようです。

田渕の良さを際立たせる絶妙なタイミングと力量でツッコミを入れるきむの技術も見事です。時々、田淵のボケを自由に泳がせておいて、きむがピシッとしめる上手さが笑いの魅力を増幅します。

テンポの速いコンビネーションの掛け合い漫才は天性の才能も感じられる高等テクニックで、風格や貫禄さえも感じさせてくれます。

 

上沼さんも絶賛

M-1審査員の上沼恵美子がインディアンスの田渕を大好き、これぞ漫才と表現して、98点の高得点をつけたことも印象的です。最終ステージでもインディアンスに1票を投じていました。ナイツ塙もエントリー中で一番上手い、天才なのではないかと絶賛していました。

優勝した錦鯉にあと一歩のところで及びませんでしたが、初の最終ステージ進出でインパクトを残しての大健闘と言えるでしょう。何よりも楽しく漫才をする姿が魅力的でした。

 

インディアンスのプロフィールについて

ボケ担当の田渕章裕は、1985年6月2日生まれ、兵庫県たつの市の出身です。ツッコミ担当のきむ(本名:木村亮介)は、1987年12月24日生まれ、大阪府箕面市の出身です。

関西大学を卒業した田渕と大阪産業大学を中退したきむは、2008年に吉本興業のお笑い芸人養成所NSC大阪校の31期生として知り合いました。ロングコートダディやセルライトスパなどが同期になります。

田渕は、昴生(ミキの兄)とコンビ「やぶれかぶれ」として、一時期活動していたこともあります。

2人がコンビを結成したのは2010年で、コンビ名の由来は大リーグのインディアンス(現在はクリーブランド・ガーディアンズ)のマスコットキャラクターだった「ワフー酋長」に田渕が似ていたことから名付けました。

2016年に大阪から東京に活動拠点を移して活動しています。

 

田渕のトレードマークのひまわり

田渕がステージに立つ時のトレードマークはひまわりです。白いシャツの右胸に黄色いひまわりの花をいつも付けている可愛らしさがあります。

東京に進出する際に、母から贈られた手作りのコサージュで、頑張って大きな花を咲かせて芸人として成功してほしい願いが込められています。

田渕も好きな花で、ひまわりのように明るく幸せを与えたいという思いもあるのでしょう。親子愛が感じられるエピソードです。

 

2022年こそは悲願達成を

9位、7位、3位と着実にM-1グランプリ優勝へと近づいてきています。結成15年まで、あと4回のチャレンジができます。

母から贈られたひまわりを胸に、M-1グランプリ優勝を2022年こそは悲願を達成してほしいですね。

吉本興業インディアンス公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=5204

 

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