「プレバト!!」の視聴率は?芸能人の意外な才能の発見も楽しみ
「プレバト!!」は視聴率が高い人気の番組として、木曜日の19時を心待ちにされている人も多いのではないでしょうか。毎日放送(MBS)制作の教養系バラエティ番組で、毎週TBS系列にて放送されています。
プレバトの魅力とはどこにあるのでしょうか。高視聴率が記録された4月9日放送の「春の3時間スペシャル」の内容についても紹介いたします。
プレバトの魅力とは
プレバトの魅力とは、様々な芸能人などの著名人が才能を発揮し、独創的な作品を披露するところにあります。著名人の意外な才能が発見できたり、自信満々の作品が低評価であったりと、出演者の喜びと落胆がストレートに伝わってきます。
司会を務める芸人ダウンタウンの浜田雅功(浜ちゃん)の腕が光ります。一流著名人や先輩芸能人にも容赦なくツッコミを入れ、番組を盛り上げるスタイルは浜ちゃんならではの魅力ではないでしょうか。
プレバトとはどんな番組かを、ご覧になったことが無い方のために少しご説明しましょう。いろいろなジャンルの芸術や習い事などのテーマに関して、番組からお題や課題が出され、芸能人などの著名人がオリジナル作品を制作しチャレンジする企画です。
才能査定ランキングとして、各ジャンルの先生が「才能アリ・凡人・才能ナシ」を判定しランキングを付けます。査定する先生の判断で特待生に昇格でき、5級からランクを上げて特待生1級になると、名人初段やさらにその上を目指していきます。
向上心を持って真面目に取り組む著名人のひた向きな一面や、努力して成長する姿が見られるところがプレバトの魅力でもあります。
「プレバト」とは何の略
プレバトとは何を略した番組タイトルかご存じでしょうか。プレイバトル?プレミアムバトル?プレゼンバトル?など、少しピンとこないという人もいるかもしれません。
2012年に始まった初期の番組名「使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!」から「プレバト」という略称が定着しました。2014年秋から「プレバト!!」が正式な番組名に変更されたのです。今ではお馴染みのプレバトですが、プレッシャーバトルからきていたのですね。
自分の才能がどう判定されるのか、ランキングの評価の順位はどう位置づけられるのか、特待生以上に昇格しても降格になる恐れがあります。まさに毎回プレッシャーとのバトルを出演者は繰り広げます。
俳句ブームを起こした番組
俳句ブームを起こした番組としても有名です。水彩画・絵手紙・消しゴムハンコ・色鉛筆絵・和紙ちぎり絵・押し花アート・生け花・陶芸・手芸・書道・料理・盛り付けなど、様々なジャンルのテーマがこれまでに採用されていますが、中でも一番人気なのは「俳句」。
数年前から俳句コーナーが番組構成の核となっていて、毎週楽しみにしている人も多いでしょう。ミスタープレバトを自称し、豊富な知識と言葉のセンスが光る「梅沢富美男」。
並外れた発想でインパクトのある俳句を詠む「東国原英夫」。何気ない日常をしにする詩的センスが抜群で、最短回数で名人昇格の「村上健志」。
ファンタジーで独特な世界を表現できる「藤本敏史」。また「横尾渉」「千賀健永」など、Kis-My-Ft2のメンバーの頑張りにも目を見張るものがあります。
他にもたくさんの芸能人が俳句を披露していますが、お気に入りの俳句を詠む芸能人はどなたでしょうか。皆さんの努力や成長がとても感じられますね。
夏井いつき先生の功績
夏井いつき先生の功績がとても大きく、俳句が視聴者にとって身近な存在になり、俳句をやってみようという人が増えました。俳句を広めた功績が称えられ放送文化基金賞を受賞、2018年には紅白歌合戦の審査員にも選ばれています。
的確な添削で見違えるような作品に生まれ変わったり、ズバッと言う毒舌的なコメントをしたりするのも魅力です。名人10段まで昇格した梅沢富美男との掛け合いが話題にもなり、番組の見どころのひとつでもあります。
学生時代以来など、俳句は全くの素人という芸能人がほとんど。季語が無かったり、作者の意図がつかめなかったりして、最初は指導にも苦労が多かったはずです。
1枚の写真から発想する豊かさや、情景の描き方、日常の切り取り方など、センスを見抜いて一から育てる手腕は見事です。辛口コメントの中にも、愛情が感じられるので人気なのでしょう。
夏井いつき先生が、全国に俳句の種をまき、現在芽が出て育ち始めているのです。
「春の3時間スペシャル」が4月9日放送され新企画も
「春の3時間スペシャル」が4月9日放送され、新企画も登場し20%にも迫ろうかという高視聴率を得ました。
新企画として登場したのは、「スプレーアート」と「着物リメイク」。他には「春の俳句頂上決戦・春光戦決勝」と「春の水彩画コンクール」が競われました。
スプレーアートは商店街のシャッターをキャンバスに、スプレー缶で描くアートで千原ジュニアなど、才能溢れる芸能人が楽しく作品を制作する姿が印象的でした。
水彩画では野村重存先生も、驚くような名作が誕生します。俳句の春光戦は東国原英夫名人が、6度目のタイトルを見事獲得しました。
番組公式サイト:https://www.mbs.jp/p-battle/