東京事変 「永遠の不在証明」の歌詞の意味と魅力とは

東京事変 「永遠の不在証明」の歌詞の意味と魅力とは

東京事変の「永遠の不在証明」を聴いて、歌詞の意味が気になる…と思う人は多いでしょう。実際にこの歌詞は、魅力がありとても高い評価を受けています。

今回はこの曲の歌詞の意味、そして曲の魅力についてもお伝えしていきましょう。



映画の主題歌

東京事変 「永遠の不在証明」の歌詞の意味と魅力とはこの曲は、映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」の主題歌として使われています。東京事変が作詞作曲をするこの曲は、とても独特な雰囲気が特徴的。

さすが椎名林檎の作詞だと感じる人もいるでしょう。かっこいい曲に仕上がっています。この歌詞を見て、映画と関係性があるのでは?と思った人もいるでしょう。

曲はとてもスリリングなイメージです。椎名林檎の表現力はやはり素晴らしいですね。聴いていて引き込まれていくイメージです。

そして間奏のピアノもジャズ調でとてもドラマチックですね。ノスタルジックな雰囲気も与えてくれます。様々な場面を感じる曲なので、聴いていて飽きることなく浸れるでしょう。

 

歌詞の意味について

「永遠の不在証明」というタイトルから見て、とても深い意味が込められているように感じます。歌詞についても、読んでいくごとに様々な場面を想像させてくれるのです。

何かを比喩しているのか、もしくは実際にこの場面なのか…。人生にたとえているようにも感じますが、全く違う世界のことのようにも思えてきます。

真相最高機密に対して、追い付いて止めたいという思いがあるのです。道なき道を走ってでも、止めたくて隠したいものとは何なのでしょうか。

スリリングな世界観の中で、飛び交う弾丸を避けながら真実を求めて追い続ける必要があるのです。映画の主題歌としても、とても合っていますよね。

 

2番の歌詞の意味

ところが2番になると歌詞の内容が変わっていくのです。これは犯罪の本質から始められるもの。人間は多くの経験を積み重ねて生きています。どのような人生を歩むのかは、全て自分が選ぶ相棒次第になるのでしょう。

つまりはこれから先に会った相手次第で、人生は大きく変わっていく可能性があると伝えているのです。そして味方でいるはずの自分が、実はよく分からない存在。本当はどのような人物なのか見えないのです。一番分からないのが、自分というものなのかもしれません。

世界平和を望む人たち。意味のない戦争ではなく。生まれてきた時には誰もが、純粋無垢なのです。汚れなき存在なのでしょう。

でも人は過ちをおかすこともあるかもしれません。ここに至るまでの道を解き明かすのは、とても難しいといえるでしょう。

宇宙という言葉が歌詞に出てきますが、確かに宇宙は未知なるもので、見えない存在。様々な要素が混ざっているのです。これについても、まだ解明されていない点がとても多いですよね。

これと同じように世の中も様々な人々が出会い、お互いに生きていくために必要な存在なのです。

たった一人でも守ることができれば、これはとても素晴らしいと言わざるを得ない思いなのでしょう。喜びや怒りや悲しみは、いつも白ではなく灰色として悩んでいます。

では本当の自分は一体どこにいるのでしょう。そして何を望んでいるのでしょうか。自分の正体について見つめ続けているのです。

 

映画を観たくなる曲の魅力

映画の内容と重なる部分もあれば、これを更に掘り下げた内容も含まれているのがこの「永遠の不在証明」でしょう。

映画を観る前に、この曲をじっくり聴いておくのもよいかもしれません。映画の主題歌とは本来、映画の内容に重なるものやイメージできるものが多いですよね。

中でもこの曲は名探偵コナンという存在そのものについて、もう一度視聴者に考えさせるものなのです。

そして映画の主人公と曲の中の主人公が重なる時、もしくは重ならずに別の存在を感じる時があるのが、この曲の魅力でもあるでしょう。

名探偵コナンをとても好きだと思う人は、この曲を聴いてこれまでのコナンの活躍や苦悩について思い描くはずです。

そしてこれからの名探偵コナンについても、どうなっていくのかを期待するでしょう。

 

MVについて

ミステリアスな雰囲気で始まるMVです。向かう場所はどこなのでしょうか。音楽を奏でているだけではなく、この場所に何かを伝えにきた使者のようにも見えます。

この存在感については、さすが椎名林檎ならではですね。一言では決して言い表せないMVの魅惑的な世界。椎名林檎含め、全てのメンバーが白の衣装を着ています。そして立っている場所も白なのです。これにも、何かのメッセージが関係しているのかもしれません。

 

「永遠の不在証明」を聴いて更に東京事変に引き込まれる

椎名林檎含む東京事変は、とても独創的でインパクトが強いです。今回の「永遠の不在証明」も、想像以上に印象が残るものになっているでしょう。

今後もこの独特な世界観を、私たちに伝えていってくれる。それを期待させてくれる曲でもあるでしょう。

自分にとって魅力を感じるアーティストの存在は、これからの日々を歩んでいくうえでとても大切なものになっていくのです。



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