阿佐ヶ谷姉妹の年齢は?絶妙なゆるさと品の良さは癒しの存在として人気上昇中
阿佐ヶ谷姉妹の年齢が気になるという人もいるのではないでしょうか。お笑いコンビ姉妹として活動している、渡辺江里子と木村美穂。雰囲気や見た目がとても似ていますよね。
癒しのオーラが出ているイメージがあり、お茶の間での人気が最近さらにじわじわと上昇傾向にあります。阿佐ヶ谷姉妹の魅力について紐解いてみましょう。
阿佐ヶ谷姉妹の魅力について
阿佐ヶ谷姉妹は、姉の渡辺江里子と妹の木村美穂のコンビですが、疑似姉妹というのは広く知られていることでしょう。本当の姉妹と言っても全く違和感がない、似ている風貌のふたりですが、血縁関係はないのです。
2020年に48歳と47歳になり、40歳代後半になった二人はアラフィフになりましたが、年を重ねるごとに人気や好感度が上がっている貴重なお笑いコンビでしょう。
ピンクのお揃いの品のあるドレスを舞台衣装にすることが多く、話し方や言葉選びが上品で、優しさが伝わる笑いを生み出し、ほっこりできる芸人です。
二人とも歌が上手で、息の合ったハモリもきれいで、歌声にも癒される人はたくさんいます。本当の姉妹以上のような仲の良さも魅力のひとつですね。
テレビで売れても全く変わらず、視聴者と同じ感覚で過ごしている印象を受け、共感できる人が多いのではないでしょうか。大変な世の中の状況の中で、安らぎを与えてくれるような存在でしょう。
二人の出会いは劇団の研究生
柄本明やベンガルなどによって1976年に立ち上げ、現在も運営されている有名な劇団である「東京乾電池」の研究生として、1994年に阿佐ヶ谷姉妹となる二人は知り合います。
高田純次も活動していた頃に東京乾電池は、フジテレビのお昼の人気番組「笑っていいとも!」の前身にあたる「笑ってる場合ですよ!」で「日刊乾電池ニュース」のコーナーなどを担当。
演劇と笑いをミックスした東京乾電池は、全国的に知られるようになり人気がありました。劇団の研究所に1年間在籍しましたが、二人とも正式な劇団員に昇格することはできず、研究所を卒業となりました。
渡辺江里子は当時まだ大学生で、両立が難しかったこともあったのでしょう。その後、渡辺江里子はコールセンターで、木村美穂はデータ入力などの事務員として、アルバイトして生活する時期にも、二人の交流はずっと続いていました。
出会った時から似ている感覚があったという二人は、お互いを支え合って姉妹のような間柄になっていったのでしょう。
コンビ結成のきっかけとは
東京都杉並区にある阿佐ヶ谷に、20代から住み続けている渡辺江里子のアパートへ、木村美穂はよく遊びに行っていました。阿佐ヶ谷の飲食店にもよく通い、店主からの言葉がお笑いコンビ結成のきっかけになったのです。
姉妹のようにそっくりなので、「阿佐ヶ谷姉妹」として一緒に何か始めたらいいのではという会話の中での一言が背中を押してくれました。
2007年にお笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」を結成、30台半ばでの異例とも言える芸人デビューでした。お姉さん・ミホさんと呼び合い、息の合ったコントや歌ネタを得意としています。
姉役の渡辺江里子(わたなべえりこ)
1972年7月15日生まれ、血液型はA型。東京都生まれで、4歳から栃木県育ちです。明治大学文学部を卒業し、中学・高校の国語科の教員免許を取得。ツッコミ担当。
妹役の木村美穂(きむらみほ)
1973年11月15日生まれ、血液型はA型。神奈川県相模原市出身です。洗足学園短期大学の音楽科(ピアノ専攻)を卒業後は、百貨店に勤務し寝具の販売を経験。ボケ担当。
公式サイト:http://ash-d.info/asagaya.html
とんねるずのおかげでブレイク
人気バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)のコーナーとして始まった「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」に2008年から出演。
この番組の出演がブレイクのきっかけになりました。安田祥子と由紀さおり姉妹の歌マネを披露して第13回の準優勝、第22回では「○○にいる人シリーズ」で風貌を活かしたモノマネネタで見事に優勝します。
歌唱力やモノマネを活かして番組出演も増え、知名度も上がりました。2018年には女性芸人の女王にも輝きます。第2回「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝を果たしました。
40代半ばで掴んだ栄冠は、年齢を重ねて頑張っている世代の多くの人に希望を与えたことでしょう。
売れても変わらない生活
阿佐ヶ谷に渡辺江里子は20年以上住んでいて、木村美穂も10年以上前からよく通い、6畳一部屋のアパートに、6年間ほど一緒に暮らしていました。
2017年末からはその同じアパートの隣部屋に住むほどの仲良しです。それぞれの長所を活かして支え合うスタイルで、信頼関係は本当の姉妹同然と言えますね。
芸人として売れても、全く変わらない生活をしています。庶民的なところを失わず、身近な存在で地域にも親しみを持たれ、人当たりの良さに好感を持つ人も多いでしょう。
現在、所属事務所の大先輩・大竹まことの息子がマネージャーを務め、阿佐ヶ谷姉妹らしい芸風でいい、思い出作りをするようなスタンスでいこうと、肩の力を抜いてくれています。
適度で絶妙なゆるさを持ったコンビが今、癒しとなって求められているのでしょう。