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ムロツヨシが俳優を目指したきっかけは?苦労をバネに喜劇役者として才能開花

ムロツヨシが俳優を目指したきっかけは?苦労をバネに喜劇役者として才能開花

ムロツヨシが俳優を目指したきっかけとは、どのようなものだったのでしょうか。最近ではテレビドラマで主演も務め、CMにも起用されるなど人気俳優として勢いを増しているムロツヨシ。

30歳代後半になってようやく売れ始めるまで、長い間大変な苦労をしていたのです。喜劇役者として存在感のある俳優「ムロツヨシ」を紐解いてみましょう。



喜劇役者と自称するムロツヨシの魅力

喜んで劇をする役者と自称するムロツヨシは、コメディタッチの喜劇からシリアスな演技までこなす器用さを持った俳優です。アラフォーになった頃の数年前から、テレビでよく見掛けるようになると、瞬く間にドラマの主役にも抜擢されるまでに人気を得ました。

明るいキャラクターで独特な存在感を醸し出し、人懐っこさのある身近な感じが魅力なのでしょう。

 

苦労した少年時代

ムロツヨシ(本名:非公開)は、1976年1月23日生まれの44歳(A型)。神奈川県横浜市の出身です。幼少期から複雑な家庭環境に育ちました。

離婚してまず母が離れ、その後父も離れ、5歳上の姉とともに、父方の親戚や祖父母のもとで育てられたのです。寂しい思いをして苦労した少年時代を送りましたが、明るく真面目に成長しました。

自分の居場所を守るために、明るく振る舞い、人懐っこくして生きていく術を身に着けたのでしょう。子供の頃から自然に演じることをおこなっていたのかもしれません。

 

本名を公開していない理由は?

ムロツヨシは、本名を公開していません。4歳から一度も会っていない母に対する気遣いから、本名は伏せているそうです。

本名がとても特徴があるため、俳優をしている息子と気が付くと、現在の母の生活に何らかの影響を及ぼしかねないという思いがあるのです。

「平穏な生活を送ってほしい」「心に波風を立てさせたくない」「目ざわりになるのではないか」など。顔もはっきりと覚えていない母に対して、思いやりや優しさが感じられますね。

 

俳優を目指したきっかけは?

高校を卒業後、1年浪人して予備校に通い、得意とする数学に磨きをかけ、東京理科大学理学部数学科に見事合格しました。1995年入学後、知り合った学生と話をすると、将来の夢を実現するために入学してきているのに、自分には本当にやりたいことがないことに気づきます。

成績を上げて、少しでも偏差値の高い大学に入ることを目標にしていたのです。本気で打ち込める夢を持ちたいと考えるようになりました。

ちょうどその頃、大ファンの深津絵里(当時22歳)をお目当てに、出演する舞台を劇場に観に行きました。「陽だまりの樹」という手塚治虫の漫画が原作の舞台劇です。

主役を務めていた段田安則(当時38歳)の圧巻の芝居に魅了され、衝撃を受けました。深津絵里と段田安則が、俳優になるという夢のきっかけを与えてくれたのです。

それから20年以上経って、実力も身に着け人気俳優となったムロツヨシ。恩人の二人と共演し、掛け合いをする姿を見てみたいですね。

公式サイト:http://murotsuyoshi.net/

 

長い下積み時代

1995年入学して1ヶ月程度で、大学を中退して俳優になる決意をします。俳優養成所で学び、アルバイトをしながら小劇場で演じる生活が長く続きました。

20歳代後半になると、演劇関係者が集う飲み屋を回って、自らを売り込む営業活動を積極的にするようになります。「踊る大捜査線」で有名な本広克行監督に売り込む機会が巡ってきました。

舞台の打ち上げで同席し、会話する度に名前を連呼して必死にアピール。熱意が伝わり、29歳で2005年に公開された映画「サマータイムマシン・ブルース」に出演させてもらい、初めて俳優として収入を手にするのでした。

「交渉人 真下正義」や「踊る大捜査線」のシリーズにも出演。本広克行監督との出会いが最初の転機となったのです。

 

本広克行監督作品での出会い

本広克行監督作品映画で共演した俳優との出会いにも、その後大きな影響を受けました。ユースケ・サンタマリアには、役者に専念するアドバイスをされ、30歳でアルバイトを全て辞めたのです。

しかし、生活はまだ苦しい時期がしばらく続きました。小泉孝太郎とは大の親友として知られ、小泉家の家族みんなと親交を深める間柄になっています。

小泉家が大切に思っているというのは、本当にすごいことですね。踊る大捜査線には、大ファンの深津絵里も出演していますが、共演するシーンはなかったのかもしれません。しかし、同じ作品に出演できたことはきっと嬉しかったでしょう。

夢はNHK大河ドラマ主演

35歳頃にコメディ作品を多く手掛ける福田雄一監督との出会いも、ブレイクする要因になったのでしょう。喜劇役者と自称するムロツヨシの魅力が最大限に発揮され、大きく開花することになりました。

福田雄一監督作品の映画「新解釈・三國志」が2020年12月11日に公開予定で、ムロツヨシは諸葛孔明を演じています。2018年に第42回エランドール賞新人賞を42歳で受賞し、その会見でNHK大河ドラマ主演を5年後の目標と宣言しました。

「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」などでNHKにも貢献。人気のある個性的実力派俳優として上り調子です。大河ドラマ主演も夢ではないかもしれません。



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