長谷川博己がCMに出演中!ドラマとの関連性はあるの?
長谷川博己がCMでも麒麟と話題になっています。長谷川博己は今でこそ「ハセヒロ」の愛称で呼ばれるなど、知名度も演技力もある俳優として活躍していますが、遅咲きの俳優でもあります。
モデルのようなシュッとした高身長に知的でクールさがあり、謎めいた雰囲気も魅力ですね。長谷川博己について紐解いてみましょう。
「麒麟」というワードが共通
長谷川博己は、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演として、明智光秀役を約1年間、2021年2月7日まで演じました。謎の部分が多い明智光秀を迫真の演技で好演し、名実ともに日本を代表する俳優のひとりとして地位を築いたと言えるでしょう。
長谷川自身もテレビや映画に登場し始めたのは、30歳代に入ってからと遅咲きで、それまでの少し謎めいた部分も、明智光秀と重なるイメージがあります。
撮影自粛で中断期間を乗り越え、大変な状況の中、張り詰めた気持ちで1年間の主演を無事終えて、ほっと一息しているのかもしれません。
3月23日から長谷川博己が新CMに登場し、話題になっています。キリンビールの新商品「SPRING VALLEY 豊潤<496>」というこだわりのクラフトビールです。
「麒麟がくる」の俳優に、CMとして「麒麟がきた」という洒落も効いていて、マーケティングの話題性がありますね。豊潤でキレのある商品とのイメージのマッチングもピッタリです。
20代は舞台で活躍
長谷川博己は、1977年3月7日生まれ、東京都出身です。父は著名な建築史家で評論家の長谷川堯氏です。小学3年生の時にはイギリスで生活した経験もあります。
映画好きの少年で、高校時代は映画監督になりたいと思っていて、中央大学文学部時代は、東京国立近代美術館フィルムセンターで映画をよく観ていました。
大学3年でヨーロッパをバックパッカーとして周るなど、好奇心旺盛な面もあります。リリー・フランキーの原稿を自宅に受け取りに行くアルバイトでも、いい刺激をもらっていたようです。
大学4年生の時に知人に頼まれて、舞台で演じたことがきっかけで、俳優の道に興味を持ちます。2001年に文学座の研究員となり、2006年まで所属し、舞台俳優として演技の基礎を磨きました。
蜷川幸雄作品など、舞台をメインに30歳代の初めまで活動していたので、テレビで活躍するまでは謎めいているなど、遅咲きと感じる人もいるようです。テレビドラマ初登場は31歳、映画初出演は34歳でした。
公式サイト:
http://www.hirata-office.jp/talent_profile/entertainment/hiroki_hasegawa.html
ブレイクのきっかけはあのドラマ
2011年の高視聴率ドラマ「家政婦のミタ」出演が、最も広く知名度を上げ、ブレイクのきっかけと言えるでしょう。長谷川博己は、当時34歳でした。
大河ドラマ主演俳優として見事に演じ終えて、一層箔が付いた44歳(2021年4月現在)、今後の益々の活躍が本当に楽しみです。