ハライチのネタは革新的!結成15周年と幼馴染み30年の絆
ハライチのネタは革新的と話題になり、若くしてブレイクしました。澤部と岩井のコンビ「ハライチ」は、すでに結成15周年になるのです。それぞれのキャラの特徴を出して、現在も活躍しています。ハライチについて振り返ってみましょう。
ノリボケ漫才でブレイク
高校卒業後、2005年にワタナベコメディスクール2期生の特待生として学び、2006年にプロ芸人のスタートを切ります。同期にはサンシャイン池崎やバービー(フォーリンラブ)がいました。
ネタ作りはボケ担当の岩井が担当し、澤部のキャラを上手く引き出す漫才です。岩井のボケに対して、澤部が乗り続けて、ツッコミをなかなか入れないスタイルが受けてブレイクしました。
「ノリボケ漫才」と言われ、革新的でした。結成3年ほどで徐々に注目され始め、2009年にはM-1グランプリで決勝に進出し、23歳で人気芸人の仲間入りを果たしました。
公式サイト:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/3000007/
結成15周年と幼馴染み30年の絆
TBSの「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金スマ)で、2021年3月に2回もハライチ特集が放送されました。「結成15周年」と「幼なじみ30年の絆」について、所属するワタナベ芸人が多数集結するお祝いSPでした。
若くしてブレイクしたので、すでにベテラン芸人のように感じられますが、結成15周年でまだ34歳(2021年4月現在)なのです。
澤部佑は1986年5月19日生まれ、岩井勇気は1986年7月31日生まれ、幼稚園からの幼なじみです。埼玉県上尾市原市出身で、コンビ名ハライチの由来にもなっています。
小学生の頃からでコントなどのお笑いを披露していて、中学時代には3人で芸人を目指す夢を持っていました。
澤部はクラスの人気者でした。岩井は文武両道の優等生で、勉強はオール5、陸上競技で県大会出場、フットサルで全国3位になるほどでした。
別々の高校に進み、一層お互いが必要な存在であることを認識し、自然の流れで卒業後は芸人として、出発する決意をします。中学時代にトリオの発起人だったもう一人の友人は、澤部と岩井の関係性を重視し、身を引く決意をしました。
大学でアメフトがしたいという理由を言って離れたのです。番組で初めて本人から明かされた内容が、切なく感動的でした。
岩井のブレイクの恩人は?
澤部は万能タイプの芸人として、テレビでも継続した人気があります。岩井はやや低迷した時期もありましたが、「腐れキャラ芸人」などとして最近注目されています。
このキャラを勧めた恩人は、坂下千里子だったのです。ズバズバ言いたいことを言っても、愛嬌があり嫌われないキャラに気づいて、世に出してくれました。
2人の絆がなせる芸風
澤部と岩井が言い合って、ぶつかるような場面も番組で見ますが、30年の付き合いで、信頼し合っている絆があってこそできる芸風なのです。今後のハライチの進化も楽しみですね。