湯葉をお取り寄せ!ゆばには湯葉と湯波がある?その違いとは

湯葉をお取り寄せ!ゆばには湯葉と湯波がある?その違いとは

湯葉をお取り寄せしてみませんか。ヘルシー志向により健康食材のひとつとしても人気が高まっている湯葉ですが、種類もいろいろとあります。湯葉だけでなく、湯波と表記するケースもあることをご存知でしょうか。

湯葉と湯波の違いと、お取り寄せできる名店をご紹介しましょう。



湯葉とは

湯葉の歴史は古く、中国が起源で仏教文化と密接な関係があり、日本に伝わりました。1200年ほど前に最澄が中国から持ち帰り、比叡山延暦寺を中心に伝えたという説や、13世紀頃の鎌倉時代に禅宗の僧侶が京都に伝えて広まったという説などがあります。

湯葉は大豆が原料であり、豆乳ににがりなどを加えると凝固して豆腐となりますが、豆乳を加熱してできる液面の膜が湯葉になります。牛乳を加熱して膜が張るのと同じ現象ですね。

良質の植物性たんぱく質で栄養が豊富なヘルシー食材として注目され、消化にも良いため離乳食などでも利用されています。

 

湯葉と湯波

乾燥させると保存もできて、たんぱく質が摂れる食材として精進料理などで重宝されてきました。湯葉と聞いて京都を連想する人も多いでしょう。京都の京ゆばが全国的にとても有名ですが、歴史のある門前町を中心にして各地で名産となっています。

中でも日光(栃木県)は、湯波と表記することでも有名な産地です。全国的には湯葉という表記をよく目にしますが、日光近郊では湯波なのです。

京都などの湯葉はできた膜の端から引き上げる1重(1枚)なのに対して、日光の湯波は膜の中央部から二つ折りにする形で引き上げるので2重(2枚重ね)になるという違いがあります。したがって湯波のほうが、厚みがありボリューム感があるのです。

 

お取り寄せできる名店紹介

ゆばは大きく分けて、生ゆばと乾燥ゆば(干しゆば)があります。同じゆばにも、特徴のある種類がいろいろあるので、食感や風味などを味わい、楽しむことができます。乾燥ゆばは、アレンジ料理などにも最適な食材です。

お取り寄せできる京都と日光の名店を紹介しましょう。

 

京ゆば・湯葉弥(京都市下京区)

1830年(天保元年)創業の老舗、京都有数の人気店で、くみあげ湯葉が看板商品です。

公式サイト:https://www.yubaya.co.jp/

 

京都御所の畔・ゆば長(京都市上京区)

さしみゆば・つまみゆば・くみあげゆば・ひきあげゆばの違いを楽しむのもおすすめです。

公式サイト:https://www.yubacho.co.jp/

 

元祖日光湯波・海老屋長造(日光市)

1872年(明治5年)創業の老舗店です。さしみ湯波がクリーミーで絶品です。

公式サイト:https://www.nikko-ebiya.com/

 

日光湯波・ふじや(日光市)

ゆばトロという商品の生ゆばと豆乳が織りなす絶品の味わいはおすすめです。

公式サイト:https://www.nikko-fujiyayuba.com/

 

湯葉と湯波の食べ比べ

京都の湯葉と日光の湯波の食べ比べや、同じ名店の違った種類のゆばの食べ比べなどをして味わってみるのも楽しいでしょう。

名店のゆばの奥深い味わいを是非ご自宅で満喫するため、お取り寄せをおすすめします。



関連記事一覧