「モエカレはオレンジ色」の最新刊は?職業系ラブストーリーの真骨頂
「モエカレはオレンジ色」の最新刊が発売となり、嬉しくてすぐに内容をチェックしたくなった人も多いですよね。このコミックは現在講談社・デザートにて連載中で、少女と呼ばれる世代だけでなく様々な女性に愛されています。
今回はそんな「モエカレはオレンジ色」の最新刊について、さらにあらすじや登場人物についても概要をお伝えしていきましょう。
あらすじについて
主人公・佐々木萌衣(ささきもえ)は孤独な女子高生。友人がなかなかできないまま、亡き父のことを密かに想いながら過ごしてきました。
そんな彼女の通う高校では、ある日、避難訓練が行われることとなります。そうとは知らずに萌衣は屋上で一人佇んでいて、やってきた消防士の青年に担がれ校庭へと連れて行かれるのです。
他の生徒たちは通常通り避難をしていたために、萌衣だけが異様に目立ってしまうことに。そこで教師含む周りの人々が、一人逃げ遅れた萌衣に対して軽視するような発言をします。
この場から消えてしまいたいと思った萌衣でしたが、彼女を救助してくれた消防士の男性が強い一言を放ってくれたおかげで、校庭の空気が大きく変わったのです。
こうして何かと助けてくれる消防士の男性・蛯原恭介(えびはらきょうすけ)は、思わぬところで萌衣と再会することに…。
魅力満載の登場人物
本来ならその場限りでお別れになってしまうはずの、「火災訓練」というシチュエーションで出会った女子高生と消防士。
萌衣が弟と一緒にスーパーへ来ていたところ、なんとあの消防士の男性と再会するのです。気になるコーナーを見つけて走り出し、転びそうになった弟をとっさに助けてくれた男性。
驚いたことに近所に住んでいるらしく、スーパーからの帰り道を三人で歩いていくことになります。そこで消防士としての信念を語ってくれ、さらに孤独で苦しむ萌衣の姿を見て、元気づける言葉を伝えてくれるのです。
大事な人を失い、なかなか前に進めない気持ちがわかるとのこと。思わず泣きそうになってしまった萌衣に連絡先を教えてくれました。
暗に頼っていいと言ってくれているようで嬉しくなった萌衣は、心で彼の名前を呟きます。蛯原さんはとても頼もしい大人の男性という印象で、何度も萌衣を救ってくれる存在。
萌衣自身の家庭環境としては、父親が亡くなってから母の故郷へ引っ越すと同時に転校したという形になっています。新しい環境になじめないまま悩んでいる萌衣の背中をそっと押してくれる男性に、心が惹かれてやまないようです。
ドキドキの職業系ラブストーリー
「モエカレはオレンジ色」の最新刊は11巻です。2021年8月12日(木)に発売され、前巻で生じた謎が明らかになったのはよかったですよね。
「モエカレはオレンジ色」は、今人気の職業系ラブストーリーの真骨頂ともいえるような作品。何か特定の職についた男性と高校生の女性が、刺激に満ちた年の差の恋をするという物語は、どの世代の人にとっても憧れなのかもしれません。
デザート 公式ページ:https://go-dessert.jp/kc/moekare/