金田一蓮十郎の作品で話題を呼んだもの!実写ドラマ化もした人気作も

金田一蓮十郎の作品で話題を呼んだもの!実写ドラマ化もした人気作も

金田一蓮十郎の作品には、他の漫画家には生み出せないような個性的なものがたくさんあります。どこか懐かしいような、見ていると穏やかな気持ちになれる絵柄が印象的な金田一蓮十郎の作品。

今回はその中でも特に話題を呼んだものや、2019年にドラマ化までした人気作品について、詳しくご紹介していきましょう。



金田一蓮十郎について

金田一蓮十郎は、1996年にプロデビューした漫画家です。当時16歳で、高校在学中だったとのこと。「第3回エニックス21世紀マンガ大賞」の準大賞を受賞し、たくさんのベテランからも注目されていたようです。

金田一蓮十郎は、本名を公表していない漫画家のうちの一人。既婚者であることはすでにわかっていますが、謎に包まれた雰囲気も魅力になっているでしょう。

作品が実写化された経験のある漫画家は、世の中にそれほどいないともいわれています。しかし金田一蓮十郎については、2019年に「ゆうべはお楽しみでしたね」という作品がテレビドラマになったり、作中のキャラクターが出てくるTVCMが話題になったりしているのです。

さらに2021年には、また別の作品も実写化する予定とされているので、金田一蓮十郎はこれからもっと有名になっていくと期待できます。

ファンタジーストーリー・ミリオンの○×△□

金田一蓮十郎の得意ジャンルのひとつとして、ファンタジー系の少年漫画が挙げられます。「ミリオンの○×△□」もそのうちの一作。

主人公の結城目(ゆうきさがん)が、亡くなった祖父の持ち物の中から黒い本を発見したところから物語はスタートします。

そこから不思議な生き物が現れ、彼「ミリオン」との日々が始まるのです。結城目はミリオンと出会ったことにより、魔法が使えるようになりました。

この点でも「ミリオンの○×△□」には、たくさんの夢が詰まっているといえます。もともと結城目は平凡な少年だったものの、彼が通っているクリスエス学院で、魔法によりトップクラス入りまでできてしまったというのです。

また結城目には、好意を寄せるクラスメイトがいるのも特徴。彼女の名前は山田真終(やまだマフィン)で、どのような人にも優しく接するタイプです。

クオリティの面でも、少年誌に掲載されるには充分な要素が色々とあったといわれています。ちなみにタイトルの記号部分の読み方は「スペル」。

作中でも「スペル」という言葉は、魔法を使う際に必要になるものとしてかなり大切にされているのです。

 

金田一蓮十郎の作品史上初めてのドラマ化

これまでにも金田一蓮十郎は多くの作品を生み出してきましたが、中でも一番メジャーなものといえば「ゆうべはお楽しみでしたね」ではないでしょうか。

こちらのタイトルは、ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」で実際に登場したセリフがもとになっています。

コミック自体は、「ドラゴンクエストX」をプレイする二人の男女が親しくなり、恋愛関係になるまでの様子が描かれているもの。

「パウダー」と「ゴロー」が、主要人物たちがゲーム内で使用している名前です。二人はドラクエXを通じて仲良くなっていきます。

しかしお互いに性別を偽りながらやりとりをしていたため、相手を同性だと思い込む事態に。ひょんなことから実際に会ったり、ルームシェアを始めたりするのですが、少々非現実的な内容ですよね。

「パウダー」と「ゴロー」は連絡先を交換するなどして、どちらも拒否することなく自然と近づいていくのですが、実際にゲームをプレイする際にはあらゆる危険性があることから、個人情報を公開しないよう注意喚起もされています。

また、テレビドラマには本田翼と岡山天音が出演。ゲームにはまり日常的に楽しんでいる男性と女性を、見事演じきっていました。

公式HP:https://www.ganganonline.com/contents/dqx/

 

「ライアー×ライアー」は映画も公開予定!

金田一蓮十郎の作品の中で、2021年に映画化されるといわれ一躍有名になったのが「ライアー×ライアー」です。

こちらの単行本は全10巻という読み応えのあるボリュームで、累計発行部数についても200万部に近づいてきている状態。

「ライアー×ライアー」の主人公は、20歳の女性・高槻湊(たかつきみなと)です。血のつながりを持たない同い年の弟・高槻透(たかつきとおる)との関係性の変化が、このコミックの見どころとなっています。

湊はとても童顔で、20歳になった今、高校の制服を着ても全く違和感がないほど。可愛らしいブレザーとスカートを着用した状態で、なんと弟と遭遇してしまうのです。

その場を上手くやり過ごすために、湊は自身を「野口みな」と名乗り、弟は最終的に信じてくれました。弟の透はかなりモテるタイプで、恋愛経験も豊富。女性への接し方には慣れているように思われましたが、「みな」にはひと目見た時から好意を抱いているようで、とても慎重に対応しています。

「ライアー×ライアー」は、少し特殊な恋愛物語でありながら、友情の要素も持ち合わせているため人気があります。

また、2021年2月19日(金)に公開予定の映画に出演するのは、SixTONESの松村北斗と、今最も注目されているともいえる女優・森七菜。

二人のコンビネーションは果たしてどうか、とても気になるポイントです。

公式HP:https://liarliar-movie.asmik-ace.co.jp/



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