コブクロの「卒業」の歌詞の意味と魅力について分析!
コブクロの「卒業」は2020年の新しい卒業ソングとして、注目されています。この曲はコブクロにとっては、約1年半ぶりのシングルリリース。
次のシングルをずっと待っていた人も、コブクロの卒業ソングを聴きたいと思っていた人も、今回のリリースはとても嬉しいものですよね。
今回はコブクロの「卒業」の歌詞の意味、そして魅力について詳しく見ていきましょう。
コブクロの曲の特徴について
今までにコブクロの曲を聴いてきた人は、歌詞の美しさや意味の深さに感動したことが多いのではないでしょうか。
例えば「桜」という曲では、コブクロの持つ穏やかな優しさを感じさせてくれるだけではなく「強く深く生きていこう」とメッセージをくれるのです。
コブクロの曲が好きな人はとても多いですが、二人のハーモニーが好きな人が、ほとんどでしょう。それぞれのパート、そしてハモリが綺麗に響きます。
今までに様々な曲を皆さんに提供してくれたコブクロが、卒業ソングを発表するということで、楽しみにしていた人も多いはず。
そして卒業ソングは、コブクロのイメージとよく合うのです。おそらく自分たちの考えを押し付けるのではなく、優しく見守りながらエールを送ることができるのが彼らの魅力だからでしょう。
イントロがとても綺麗
ピアノで始まるイントロがとても綺麗です。イントロから既に卒業ソングのイメージがありますよね。こういう中で、黒田俊介の落ち着いた歌声が心に響いてきます。
ピアノ伴奏だけだからこそ、歌声が聴き取りやすく小渕健太郎のハモリもとても美しく感じるのでしょう。
曲によっては色々な楽器を使い、リズムもアップテンポなものがありますよね。でもこの場合は、歌詞に集中しづらいケースもあるのです。楽器やリズムを楽しみたいと思うのなら、そういう曲が合うでしょう。
でもこの曲については、歌詞をしっかりと聴くことができるので「卒業」という現実と共に忘れられない一曲になりやすいのです。
曲調についても、とても綺麗です。聴いていてとても優しい気持ちになれる、そしてこれから卒業する人だけではなく、既に学生時代を終えて社会に出ている人も、卒業の日を思い出すことができるのです。
コブクロの「卒業」の歌詞の意味
コブクロの「卒業」の歌詞について見ていきましょう。入学をした時の自分を振り返りそして多くの時を、この場所で過ごしてきた自分を思い出す主人公がいるのです。
入学の時よりも、少し寒く感じる旅立ちの朝がやってきたのです。卒業式の黒板は「卒業おめでとう」などのメッセージが書かれていて、賑やかさを感じますよね。
こういった情景が、歌詞の中に描かれています。でも順風満帆な学生生活のようで、そうではなかった人もいるでしょう。
こういう時に、大切な人がくれた言葉を握りしめて乗り越えることができた人も。見ている風景を思い出せる自分でいたい、こう思いながらできない時もあるのです。
自分の中で気持ちをコントロールできないのは、感情の高ぶりもあれば他にも様々な思いが関係しているのでしょう。
卒業の時には何も置いて行かずに、教室を出るイメージがありますよね。でも実際には何度も取りに帰ってくるような、そんな思いもあるのです。
自分でも気が付かないうちに、こうしている時もくるでしょう。「今日で卒業だ」と思いながらも、これを受け入れにくい自分もいるはずです。
でも「また会おう」と大切な人が言ってくれた、こういう場面についても今後思い出す時がくるのでしょう。
卒業は別れでもあるのですが、始まりでもあることを今からもう少し大人になると分かる時がくるのです。
これからそれぞれの道を歩んでいく、この道を順調に歩ける時もあればつまずくような時もあるでしょう。
このような時に、きっとこの「卒業」の時の気持ちや思いを振り返るのです。きっとまた会えると信じながら、自分のアルバムの1ページを閉じるのでしょう。
卒業ソングについて
卒業ソングは3月には、テレビなどでも聴く機会が多いですよね。このたびに自分の卒業した日を思い出し、大人になった自分を感じる人もいるでしょう。
卒業式に校歌だけではなく、歌った曲については今でも歌うことができる人もいます。それほど卒業というのは、自分にとってとても大切な出来事なのでしょう。
これから先にどのような道を歩んでも、心の中で戻れる場所があると感じるのが卒業なのかもしれません。
コブクロの活躍に期待!
これから先にコブクロは更にレベルアップしていくことが期待できます。コブクロにしか表現できない世界は、デビュー当時から変わらないものでもあるでしょう。
そしてここに更に加えられた、パワーや癒しを感じると「青春時代にずっとコブクロを聴いていた」という人は、今後もコブクロと歩んでいきたいと思うのです。
誰かの真似をするわけでもない、独自の世界を私たちに伝えてくれる素晴らしいアーティスト。
コブクロの卒業ソングは、今年ついにリリースされ今後も毎年のように聴いていきたい曲であると言えるでしょう。