チョコレートプラネットのネタが面白い!今度はMr.パーカーJr.がヒット?
チョコレートプラネットのネタが面白く、新作のキャラクターが次々と生み出されるのが、とても楽しみという人は多いのではないでしょうか。
チョコレートプラネットといえば、二人のものまね芸やリズムネタなどでブレイクしている人気お笑いコンビ。子供から大人まで人気を集める、チョコレートプラネットについて紐解いてみましょう。
チョコレートプラネットの由来は
チョコレートプラネット(チョコプラ)は、ボケ担当の長田庄平とツッコミ担当の松尾駿のお笑いコンビです。ネタによっては、ボケとツッコミを変更するケースも。
得意とするのは演劇仕立てのコントです。ものまねや小道具を使うスタイルやリズムネタに定評があり、器用さが光ります。
吉本興業の養成所であるNSC東京校の11期生同士で、2006年1月に結成しました。NSCの同期にはシソンヌのじろうと長谷川忍・エドはるみ・パンサーの向井慧など。
コンビ名のチョコレートプラネットの由来や意味は特になく、短縮して呼ばれ売れた感があるネーミングにしたかったそうです。最初から「チョコプラ」を意識していたのです。
吉本公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2667
長田庄平(おさだしょうへい)のプロフィール
1980年1月28日生まれの40歳(A型)。京都市上京区の出身で、実家は工場を営んでいます。高校時代は陸上部で、走り幅跳びを専門としていました。
嵯峨美術短期大学に進学し、卒業生には歌手のUA、とっとこハム太郎の作者の河井リツ子、芸人の西澤裕介(ダイアン)も。
卒業後は観光名所清水寺の近くの陶芸教室で働き、一日陶芸体験で修学旅行生や観光客などに教える人気の講師でした。
2005年にNSC東京校に入ります。25歳で少し遅めで芸人を目指したきっかけは、老いた時に孫に話をするエピソードがこのままでは少ないと思ったからでした。
実家が町工場をしており、美術系学校を出て陶芸を教えていただけあって、自分の手で何かを生み出すことが好きなのでしょう。手先がとても器用で、コントで使用する小道具や衣装なども自作。小道具製作に加え、ネタ作りも担当し、発想がとても豊かです。
松尾駿(まつおしゅん)のプロフィール
1982年8月18日生まれの37歳(O型)。神奈川県の箱根町出身で、温泉小学校(現:箱根の森小学校)には、なんと温泉の入浴授業があり、プールと違い水着を付けずに入浴していました。
爆笑をとる快感、笑いに目覚めたきっかけになりました。高校時代は「ヘビトンボ」というヘビメタバンドでギターを担当も、急遽代役でボーカルとしてイベントに出たことも。
高音の歌唱で一世を風靡した、クリスタルキングの元ボーカル田中昌之は親戚にあたります。現在のものまねの発声にも、血筋が影響しているのかもしれません。
高校卒業後は、放送関係の専門学校に通い、段ボール工場などで働いたりしていました。妹から「目が生きていない」と言われ、やりたいことをしようとお笑いの道に進む決心をしたのです。
ネタ作りは長田に任せ、クラブ通いが趣味。ヒップホップやDJなど人脈が広く、チョコプラを発信すると同時に、新しいものを取り入れようという感性を常に養っているのかもしれません。敏感な感性が、次々と生み出されるものまねにも活かされているのでしょう。
コンビ結成はシソンヌのおかげ
長田と松尾の二人は、最初別のコンビやトリオを結成して活動を始めました。しかし上手くいかず解散した時期に、同期のシソンヌが長田と松尾にコンビになったらどうだと、勧めてくれたそうです。
シソンヌは、二人の才能や相性の良さを見抜いていたのかもしれません。今のチョコプラの成功には、コンビ結成のきっかけを与えてくれ、良きライバルとしてしのぎを削ったシソンヌのおかげというところも大いにあるでしょう。
チョコプラとシソンヌは、「チョコンヌ」や「シソネット」として、ライブイベントを開催する仲なのです。
じわりじわりとブレイク
キングオブコントで2008年に決勝進出し、2014年には準優勝、2015年にNHK新人お笑い大賞受賞など着実に成果を上げてきたチョコプラですが、一気に大ブレイクとはなかなかなりませんでした。
コントのネタで長田による氷室京介の歌まねや、狂言師の和泉元彌のものまねが注目され、ものまね番組などにも出演するようになりました。
最初は長田のものまねで知られるようになり、コントの実力もあるコンビという位置づけでした。バラエティ番組「有吉の壁」で、IKKOを松尾が披露すると話題になり始め、長田の和泉元彌とともにブレイクの兆しが見え始めます。
同番組で2018年に出したリズムネタの「TT兄弟」がヒットし、子供も楽しめる人気芸人となったのです。じわりじわりとブレイクしてきたので、安定感がチョコプラにはあり強みになっています。
見切り発車もオーライ
チョコプラのネタは、見切り発車が多くあります。「ウチのガヤがすみません!」や「有吉の壁」などで披露するネタには、完成度がまだ少し低い場合も。
「とりあえずやってみよう」というチャレンジ精神で、反応を見て修正するなど柔軟に対応しているのです。今では松尾の坂上忍や、梅沢富美男のものまねなども定番に。最近では長田の「Mr.パーカーJr.」の新キャラが話題になっています。次は何が見切り発車として登場するのか楽しみですね。