阿部サダヲの本名や年齢は?紅白歌合戦にも出場した多才な俳優
阿部サダヲの本名や年齢・経歴などを知りたい人もいるでしょう。個性派や演技派などとして、日本を代表するような俳優の一人です。
舞台やドラマ・映画からCMまで大活躍で、音楽活動もおこなっています。今回は、阿部サダヲについてスポットライトを当ててみましょう。
芸能界に入るきっかけは?
阿部サダヲは、1970年4月23日生まれ、51歳(2021年5月現在)です。童顔や可愛げのある佇まいで、50歳を超えている感じはしないという人も多いでしょう。
本名は阿部隆史で、劇団「大人計画」に入団し、阿部サダヲの芸名になりました。由来は、阿部定事件という昭和初期の大ニュースをもじって付けたものです。
出身は千葉県松戸市です。気弱で内気な性格でしたが、野球を始めて上達すると自信がつき、目立つことが好きになります。巨人の原辰徳に憧れ、プロ野球選手を目指していました。
高校までチームの中心選手として、俊足の内野手として活躍しました。高校時代に千葉県のスター選手との実力差を実感し、高校までで野球から離れます。
家電量販店に就職しますが、仕事が合わず退職し、運送の仕事やアルバイトなどをします。子供の頃から独特な醸し出すものがあったのでしょう。
「30歳になったらいい役者になれる」などと、よく周囲から言われていたことを思い出し、深夜番組で劇団が演じる姿を見て、やってみようと思い立ちます。
天性の才能を持った俳優
松尾スズキが主宰する劇団「大人計画」は、1988年から個性派俳優が活躍する有名な劇団です。阿部サダヲは、大人計画のオーディションを奇抜な格好で受け、いきなりインパクトを与えました。白髪に軍服姿で登場し、異彩を放ったのです。
1992年に舞台でデビューを果たします。これまで演技を習ったことはありませんでしたが、天性の才能を発揮します。子役から経験を積んでいるような演技を、当初からおこない、看板俳優として、駆け上がっていきました。
同じ大人計画所属の宮藤官九郎が手掛ける脚本作品を始め、多くの作品に起用され、知名度もアップします。
2011年のドラマ「マルモのおきて」は、はまり役で、人気を不動にした作品と言えるでしょう。阿部サダヲにしか出せないような味のある演技が特徴で、演じた役が輝きます。今後の出演作品も楽しみです。
紅白歌合戦にも出演
大人計画でのバンド「グループ魂」に、1995年の結成からボーカル「破壊」の名前で参加しています。2005年にはNHK紅白歌合戦にも出場。話題のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも登場しています。今後も多才な活躍を期待したいですね。
公式サイト:https://otonakeikaku.net/artist/52/