鈴木このみのRealizeの歌詞の意味と魅力溢れるアニメとの関連性
鈴木このみのRealizeは、2016年にアニメ化された作品の2nd Seasonのオープニングテーマです。
この曲のMVも注目されています。今回は鈴木このみのRealizeの歌詞の意味やアニメとの関連性について詳しくお伝えしていきましょう。
2016年にTVアニメ化された作品とは
世界中で大ヒットしたこの作品名は「Re:ゼロから始める異世界生活」です。そして4年ぶりに2nd Seasonがスタート。シングルのMVも解禁されたのです。
元々は小説投稿サイトにて2012年から連載が始まり、2014年から刊行されました。そして短編小説も掲載されることになったのです。
かなりの人気があったため、TVアニメ化に至ったのでしょう。ついには第二期も制作されることになったのです。
ストーリーについて
異世界に迷い込んだ高校生、菜月昴が出会ったのは銀髪が美しい少女でした。彼女の力になりたいと望み、一緒にいることを決めたのです。
でも彼女の背負う宿命は、実は昴にとっては想像を超えるものでした。次々に敵が迫ってきます。そして人からの裏切も。
彼女の傷つく姿を見たくない、その為ならどのような運命であってもねじ伏せようと昴は奮闘します。
誰もが笑顔でいられる世界へと導くためには、どうしたらよいのでしょうか。力を使うと過去を失うことになり、思い出についても書き換えられてしまうのです。
忘れられた思い出を心の中に持ちながら、思い出は書き換えられていきます。でも昴は抗い続けていくのです。
大切な人たちを守るためだけではなく、かけがえのない時間を取り戻すためでもあるのでしょう。
登場人物について
主人公のナツキ・スバルが物語の主人公です。物怖じしない性格で、逆境に対して弱音をはきながらも抗っていく性格の持ち主です。
命の危機を少女に救われて、恩を返すという名目で一緒に行動をしていきます。探し物をする少女と二人、ある場所まで辿り着くとここからスバルの異世界での生活が幕を上げるのです。
エミリアは銀髪に紫紺の瞳を持つ美少女です。お人好しで面倒見がよい性格ですが、それに対しては素直になれない面も。
探し物の途中にスバルと遭遇して、同行をすることになります。二人は広い王都を、一緒に歩き出すことになるのです。
パックは掌に乗るサイズの子猫です。マイペースな精霊でエミリアと同行をして、保護者のような目線で一緒にいるのです。
勤務時間が朝の9時から夕方5時というのが、特徴的でもあるでしょう。他にも魅力的なキャラクターが、多く登場をしています。
現代とは違う異世界の中、主人公は何を感じて何を学んでいくのでしょう。そして成長をしていくことが想定されます。
MVについて
躍動感あふれる、炎や灰のようなイメージのある雰囲気です。サビでは迫力ある姿を見ることができます。
曲とかなりマッチしているMVですね。カラーとモノクロが、ちょうどよいタイミングで切り替わるように感じます。
モノクロの場面があるからこそ、色彩の鮮やかさが際立つのでしょう。サビの部分を盛り上げる背景も、とても素晴らしいです。
声量もあり透明感のある歌声が魅力的ですね。とてもカッコいい曲でありながら、切なさややるせなさも表現されていると、MVを見て思う人もいるのではないでしょうか。
歌詞の意味について
歩いてきた今を消して、見ないようにしてきた過去があるのです。切り捨てられた可能性についても、もう元に戻ることは無いのでしょう。
何度も傷ついて悲しみを感じてきたのです。でも鼓動を止めたくない、そして大切な人と共に乗り越えていこうとしているのです。
目指した未来に進む時には、大切な人の持つ全てのものを背負ってあげたい気持ちがあるのでしょう。
でも必ず着けると信じているのです。今度こそ必ず守るという思いがあるのでしょう。最後の運命について掴みたい、自分で掴もうとしているのです。
抗い続けたけれど、先には見えない傷あとがあるのです。魂の声を感じる時があり、これに対して戸惑う気持ちもあるのでしょう。
でも立ち向かおうとする気持ちを、持ち続けているのです。怖がらずに絶望におびえることなく、今こそ進んでいきたいのです。
描いた答えに対して、間違いという人もいるでしょう。でも心が決めたのだから、前に進むことをやめたくないのです。
今度こそ全てを守りたいと思っているのでしょう。未来は選べるものなのです。きっと描いた未来に、二人でいられるようになるのでしょう。
変わらない愛についても、信じているのです。背負うものはとても重いものかもしれません。それでも進むのです。始まりの鐘を鳴らすために。
まとめ
この曲はアニメのストーリーと重なっている部分が多いので、アニメの世界についてもイメージしやすいものでしょう。
でも現代を生きる人達に対してのメッセージでもあるのです。例えば異世界のような場所に行ったとしても、未来を信じていくのが大切だと教えてくれているのでしょう。
未来は必ず自分で変えることができるのです。嘆きたくなる時や苦しみを感じる時があってもそう信じていきたいと、この曲を聴いて感じる人は多いでしょう。