島津亜矢のカバーアルバム第7弾が新発売!若い世代にも人気
島津亜矢のカバーアルバム「SINGER」シリーズの第7弾が、2021年3月に新発売されました。演歌に限らず、様々なジャンルを歌いこなすすばらしい歌声で、若い世代も含めて、幅広い人気があります。ニックネームも注目され話題となっていますね。
島津亜矢について、スポットライトを当ててみましょう。
天才少女としてデビューも挫折
島津亜矢(本名は島津亜矢子)は、熊本県の植木町(現:熊本市北区)の出身で、スイカの名産地として有名です。1971年3月28日生まれで、幼少から歌が上手い天才少女として、数々の大会で優勝。
6歳の時には、100本以上のトロフィーを獲得していたそうです。有名作詞家の星野哲郎氏に14歳で弟子入りし、1986年に15歳で演歌歌手としてデビューしましたが、なかなかヒットにつながらず、挫折感を味わいます。
天才少女として子供の頃に獲得したトロフィーを処分するなどして、過去の栄光を捨て去りました。つらい気持ちと戦いながら、地道な下積み時代を過ごしたのでしょう。
1991年にリリースの「愛染かつらをもう一度」がヒットして、知名度を上げます。2001年のNHK紅白歌合戦に30歳で初出場を果たし、「感謝状~母へのメッセージ~」を披露しました。
ニックネームの名付け親は?
2015年に2回目の紅白出場を14年ぶりに果たし、「帰らんちゃよか」を歌唱。この歌唱に感動したマキタスポーツ(芸人・俳優・ミュージシャン)が、「歌怪獣」の島津亜矢として、ラジオなどで称賛したのがきっかけでした。
モンスター級の圧倒的な歌唱を、良い意味で歌怪獣と表現したのです。ニックネームとして定着し、若い世代にも親しまれていて、マキタスポーツと共演した際にも感謝を述べています。
島津亜矢本人も気に入っていて、自身の公式YouTubeも「歌怪獣チャンネル」として、開設しているのです。
カバー歌唱でもブレイク
2010年に最初のカバーアルバム「Singer」を発売すると、シリーズ化して、様々なジャンルを圧倒的な歌唱力で歌い、島津亜矢の魅力を発信しています。
様々な歌番組で、カバー曲を歌唱するたびに称賛され、大きな反響があります。2021年4月4日放送の「本当のとこ教えてランキング プロのクラシック声楽家190人が選んだ本当に歌がうまい日本人歌手ベスト50」(TBS)で3位にランキングされ、YOASOBIの「夜に駆ける」を生歌唱して、感動を呼びました。
50歳の誕生日に新発売
2021年3月28日の50歳の誕生日に、新カバーアルバム「Singer7」が発売されました。さらに4月7日には「SINGER BOX 1~6 ~歌怪獣スペシャル缶~」が限定発売されています。デビュー35周年アニバーサリー企画です。これからもジャンルを問わず、素敵な歌声を楽しみにしたいですね。
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