「君視彩の恋」のあらすじやタイトルの読み方は?秘密の力で恋に導く

「君視彩の恋」のあらすじやタイトルの読み方は?秘密の力で恋に導く

「君視彩の恋」は、集英社・りぼんにて連載中の少女漫画です。まずタイトルがとても気になりますが、果たしてこのまま読むのかどうか、作品内容の前に知っておきたいと思う人も多いでしょう。

実は「きみいろのこい」と読むこの題名。あらすじやキャラクター設定とはどのようなつながりがあるのか、作品の魅力も含めてお伝えしていきますね。



ストーリーについて

主人公・砂生陽彩(すなおひいろ)は中学一年生。とても綺麗な心の持ち主で、街でもよく人助けをしています。友人の前でも「せっかく生かされた命」と堂々と言うことができるなど、名前の通り素直で魅力的な女の子ですね。

彼女は実は小学二年生の時、ピンチの際にとある男の子に救ってもらった過去があります。そんな「ヒーロー」にもう一度会いたいと願っているのですが、帰宅途中に出会ったのは、最近近所で問題になっている「長髪の若い男」。

不審者の特徴にぴったり当てはまる男性に手を引かれ、「待って」と呼び止められてしまい、陽彩はとても戸惑います。しかし男性の正体を決めつけず、呼び止めた目的を知ろうとすると、なんと彼の教えによりトラブルを回避することができたのです。

陽彩が乗る寸前だったエレベーターが故障していて、もし乗っていたら閉じ込められていたようです。「あの時」に似ている、そう思った陽彩は、これから不思議な運命に導かれて「ヒーロー」と再会し…。

登場人物は?

主人公の砂生陽彩は、比較的背が低い中学一年生の女の子。基本的には髪をポニーテールに束ねていて、前髪は眉毛より上にあるということもあり、実年齢より幼く見られています。

また、初恋は未だに経験していないとのこと。友人から「私服だと小学生に見える」とからかわれては不本意な思いをし、自分でも気にしていることを主張しているのです。

そんな彼女が今まっすぐに生きることができているのは、小学二年生の時に命拾いしたとある出来事のおかげ。少し年上の男の子が「行っちゃダメ」と引き止めてくれたために、陽彩は今も笑っていられるのです。

そして中学一年生になった今、同じような形で陽彩を救ってくれた謎の男性。ひょんなことから彼のアパートに出向くことになり、小学二年生の時の出来事を打ち明けます。納得してもらえるのかと思うと、「もう来なくていい」と追い返されてしまいました。

実はあの時のヒーローは「アキちゃん」といい、エレベーターで出会った引津(ひくつ)さんと同一人物。そこから知る彼の秘密の力は、「危険を色で視る」という、また特殊なものだったのです。

 

淡い記憶が初恋へ

「君視彩の恋」は、「猫田のことが気になって仕方ない。」「世良さんちの」などでおなじみの大詩りえが作者です。何かとつながりのある恋愛、淡い思い出が蘇ってくるような感動的な物語を得意とする大詩りえだからこそ、「君視彩の恋」を思いつき描けたのでしょう。

「危険」を赤や黄などの色で判断し、その都度ヒロインを救ってくれる英雄。今後の展開を楽しみに「君視彩の恋」を読み進めていきたいですね。

 

公式ページ:http://ribon.shueisha.co.jp/rensai/kimiiro/



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