女子バスケの町田瑠唯が大活躍!東京五輪で日本が銀メダル

女子バスケの町田瑠唯が大活躍!東京五輪で日本が銀メダル

女子バスケの町田瑠唯が大活躍した東京オリンピック。日本が銀メダルを獲得する快挙を成し遂げました。バスケットボールに詳しくなかった人も、夢中になって応援したのでは。

世界で一躍注目されるスター選手となった町田瑠唯選手に焦点を当ててみましょう。



大健闘の銀メダル

日本女子バスケット代表は、2016年のリオ五輪で8位、2018年のワールドカップでは9位でした。東京五輪は世界ランキング10位で迎えました。しかも2020年12月に絶対的エースの渡嘉敷来夢が膝の怪我で離脱した状況下です。

日本代表チームの平均身長は176cmで、出場12チーム中11番目です。アカツキファイブ(日本代表の愛称)が、これほど活躍すると予想していた人はどれだけいたことでしょう。

予選ラウンドでアメリカに敗れたものの、2勝1敗で2位通過しました。準々決勝のベルギー戦では、残り15秒で3ポイントシュートの劇的逆転勝利。準決勝のフランス戦では、87対71で快勝し、銀メダル以上を確定させました。

決勝戦のアメリカは世界ランキング1位で五輪6連覇中の別格の強さを誇りますが、アメリカも本気の力を出す好ゲームで、見事な銀メダル獲得。東京五輪後、日本代表の世界ランキングは8位にアップしました。

 

町田瑠唯に世界も注目

アカツキファイブ日本代表12人の活躍は、バスケットで世界と戦えるということを十二分に証明してくれました。世界一とも言われる練習量で、豊富な運動量、3ポイントシュートの正確性、俊敏な動きの戦術、膨大な数のフォーメーションなど、日本の戦い方で見事なゲームをしました。

なかでも際立った活躍で世界が驚愕した選手が、司令塔であるポイントガードの町田瑠唯選手です。身長162cmで小柄ですが、視野の広い華麗なパス、素早く切り込むシュートで魅了。

特に準決勝のフランス戦では18アシストを決め、五輪史上最多記録を作り、銀メダルに大きな貢献をしました。全世界が町田瑠唯の華麗なプレイに魅了されたことでしょう。東京五輪のオールスターファイブに選出されました。

町田瑠唯は、1993年3月8日生まれ、28歳(2021年現在)、北海道旭川市の出身です。札幌山の手高校3年生の時には、高校3冠を達成(高校総体・国体・高校選抜)しました。2011年から富士通レッドウェーブに所属しています。

https://www.youtube.com/watch?v=BHcu8JgDFMs

 

今後の活躍が楽しみ

世界から注目される存在になった町田瑠唯選手が、アメリカのWNBAで活躍することも夢ではないでしょう。エースの渡嘉敷来夢が復活して一緒に活躍する、3年後のパリ五輪の期待が膨らみます。

たくさんの子供たちもバスケットボールで世界が目指せるという、強いパワーをもらった東京五輪でした。



関連記事一覧