「シャッター」優里の歌詞の意味とセルフカバーとしての魅力について
「シャッター」優里の歌詞の意味は、自身初のセルフカバー曲でもあるので深く理解しておきたいと思う人も多いのでは。
今回は「シャッター」優里の歌詞の意味、そして曲の魅力についてお伝えしていきましょう。
セルフカバー曲
「シャッター」という曲は、元々公式YouTubeチャンネルの企画として、優里がこのチャンネルのカメラマンでメンバーでもあるJUN MIYASAKAのために書き下ろした楽曲です。
そしてワンマンツアーにより、セルフカバーをされるとファンからの音源化のリクエストがとても多かったのです。このため配信リリースされることが決まりました。
歌詞の意味について
大切な人と見る予定の花火が、夜空をうめていくのです。これに対して切なくなってしまうので、Twitterをもう見ないようにしようと決めるのでしょう。
部屋の棚にはカメラが置いてあるのです。でもこれに対しても、近づきたくない気持ちがある。
自分は今日全部を失くして、夜の間ずっと涙を流したのです。相手の本心ついては、分からない。
でもきっと大切な人の心の中のアルバムには、自分はもういないのです。好きになって、自分のアルバムに全てためてきた想いがあるのでしょう。
だから大切な存在のことは、仕草や香りまで覚えているのです。瞬きをしないで、ずっと触れていればよかったのかもしれない。
そんな短い時間であっても、大切な人のためだけに使っていたら今は違うものになっていたように感じるのです。
よくあるようなデートをしたり愛情を伝えたりしても、結果として表面的には綺麗なものだけがインスタグラムに残ったのです。
棚の上のカメラでは映せないものが、本当は二人の間にあったのでしょう。でもこれに気づくことができなかった。
今も相手の気持ちが分からない、でも大切な人の心のアルバムに自分はきっともう必要ないように感じるのです。
写真を撮る時のように、その一瞬で恋に落ちたのです。でも壊したくないと思い、いつも当たり障りなく接してきたのでしょう。
そんなふうに過ごしてきたので、きっと映りもよくなかったかもしれない。カメラを映す時間も、大切な人のことを思ってきたつもり。でもこの時間さえも、触れていればよかったように感じているのです。
とても切ない歌詞が印象に残る曲
離れてしまうと、その理由を探してしまう時があります。でも探しても見つからないこともあるかもしれません。
そんな時には何かに心を向けるしかない、そう思いながら立ち止まってしまう時も。この曲を聴いて、そっと心に寄り添ってくれるように感じる人は多いのではないでしょうか。