オズワルドの伊藤が「沙莉~」と絶叫!ABCお笑いグランプリ優勝
オズワルドの伊藤が優勝の喜びを伝えたい人がいると、「沙莉~」と歓喜の絶叫をしました。最近、人気が上昇しているお笑いコンビのオズワルドが、大阪で開催された「ABCお笑いグランプリ」で、悲願のタイトルを手にしました。
ABCお笑いグランプリとオズワルドにスポットライトを当ててみましょう。
ABCお笑いグランプリで優勝
ABCお笑いグランプリは、歴史のあるお笑いコンテストです。2011年までは結成5年までで関西が対象の新人グランプリでしたが、現在は10年までの芸歴で全国の芸人が対象となり、多くの若手芸人にとって登竜門的な目標になっています。
過去には、かまいたち・ジャルジャル・霜降り明星なども優勝しています。昨年2020年の優勝はコウテイで、前回オズワルドは惜しくも2位でした。
2021年の第42回ABCお笑いグランプリが、7月11日に開催されました。エントリーした574組から勝ち上がってきた12組で決勝を争いました。
昨年の本大会で準優勝、さらに2019年と2020年のM-1グランプリ決勝のステージに立っているオズワルドには、すでに風格さえ感じられます。
4組で争ったファーストステージでは、7人の審査員全員がオズワルドを1位評価する圧倒的な勝ち上がりをします。ファイナルステージでは、カベポスター・蛙亭に続いて、最後に登場しネタを披露。得点が表示されると祈るような表情から、歓喜に代わりました。
喜びを伝えたい人がいると、「沙莉~」と絶叫し、女優として活躍する妹(伊藤沙莉)の名前で喜びを表現。とても印象的なシーンでした。東京勢として初のABCお笑いグランプリを制覇したコンビとなり、昨年の雪辱を果たしました。
オズワルドの漫才について
オズワルドは、ツッコミ担当の伊藤俊介(1989年8月8日生まれ、千葉出身)とボケ担当の畠中悠(1987年12月7日生まれ、函館出身)のコンビです。吉本興業NSC東京校で2011年に学んだ同期で、2014年に結成しました。
ゆっくり目のテンポの東京漫才で、笑いの仕掛けがちりばめられていて、スローテンポなのでわかりやすいのが特徴です。小柄の伊藤と大柄の畠中、キャラの違いのコントラストが魅力でもあります。女優の妹・伊藤沙莉もハスキーな声が特徴的で魅力ですが、伊藤の声やしゃべり方にもとても味があります。
M-1グランプリ2021に期待
最大のビッグタイトルであるM-1グランプリに2年連続して決勝進出し、実力も折り紙つきでしたが、ABCお笑いグランプリ優勝で一段上に上がったような気がします。
三度目の正直となるか、2021年のM-1グランプリで悲願の優勝に期待がかかります。もう一度「沙莉~」と、歓喜の絶叫を聞きたいですね。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6711