バンクシー展が横浜で開催!謎めいたアーティストの作品は必見

バンクシー展が横浜で開催!謎めいたアーティストの作品は必見

バンクシー展が、横浜にいよいよやって来ました。2018年から世界の5都市で開催され、100万人以上の観覧者を集めた人気の展覧会が、日本初の上陸です。

バンクシーは天才なのか反逆者なのか、というのが今回のテーマ。世界が注目する謎めいたアーティストの作品を、その目で鑑賞できるまたとないチャンス。

バンクシーのコレクターが出展した70作品以上が集結した、必見のバンクシー展をご紹介いたしましょう。

Banksy(バンクシー)とは

Banksy(バンクシー)とは何者なのか。イギリスをベースに活動している謎めいた匿名アーティストとして、世界的に注目されています。

長年その正体について憶測はいろいろとされていますが、定かな情報は現在でも不明なのです。一説にはバンクシーは一人ではなく、二人もしくはそれ以上のアーティスト集団なのではないかとも言われ、メンバーも初期と入れ替わりがある可能性までもささやかれています。現在でもバンクシーとは、ミステリアスな存在のままなのです。

 

バンクシーの作風

バンクシーの作風を一言でいうと、ストリートの落書きアート。ブラックユーモアなど社会風刺的な作品が多く、ステンシルという型紙を使用した技法を基本スタイルとしています。

世界各地に神出鬼没なアーティストで、壁や塀・橋などストリートが主なキャンバスです。したがって「アート」とみる人もいれば、「落書き」として器物破損をしてしまっている可能性もあります。バンクシーが正体を明かさない理由は謎とされています。

ストリートに描かれた作品の多くは消されてしまって、現存するものは少なく、中には模倣もあるので本物かどうかの判断が議論されたりします。

有名美術館や博物館に許可を得ず勝手に、バンクシー自ら作品を展示するという荒業も過去にしていました。

 

壁面ごとに展示した作品も見どころ

バンクシー展が横浜で開催!謎めいたアーティストの作品は必見この展覧会では、バンクシーの世界観を深く体験する展示も見どころです。迫力のある大型3面スクリーン。ここに今までの活動を紹介する画像が広がるのです。

想像しただけでも、壮大なイメージが湧くのではないでしょうか。様々な表現方法に驚く場合も多いでしょう。そしてより深くバンクシーの世界を感じることができるのが、このバンクシー展なのです。

作家の制作風景については、興味を持つ人は多いですよね。どのようにして作品が仕上がるのか、それを想像させる表現をこの展覧会で見るのが可能なのです。

人は迫力のあるものに対しては、印象づけられ心を惹かれる場合が多いもの。この展覧会では、そういった普段感じることのできない世界を、日常生活を忘れて体験させてくれる魅力があるのです。

 

キュレーター兼プロデューサーはこう語る!

この展覧会は、世界中に存在するバンクシーのコレクターの作品を集めたものです。これについては、今までにない規模で開催されている個展と言えるでしょう。

オリジナルの作品だけではなく、映像やインスタレーションなどを用いることにより、様々な角度からバンクシーに迫る展覧会になっているのです。

ストリートで活動するイメージが強いですが、それだけではなくスタジオで制作することもあるバンクシー。作品としてはシンプルなものが多いですが、それぞれの作品に込められた意味はとても奥深いものです。

この展覧会でキュレーター兼プロデューサーとして目指しているのは、作品の表側だけではなく、内面についても見てほしいというものなのです。

日々の生活の中で忘れてしまいがちな、感じる、考えるというきっかけを作ることについても、意識をした展覧会と言えるでしょう。

 

バンクシー展「天才か反逆者か(BANKSY GENIUS OR VANDAL?)」

バンクシー展のおすすめの鑑賞方法は、無料の音声ガイドを利用することです。スマホに専用アプリをダウンロードして、イヤホンで楽しむことができるのも斬新ですね。

各作品についてのガイドを聴きながら鑑賞すると、バンクシー作品のことをあまり知らない人でも、わかりやすく解説をしてもらえるので、バンクシー作品を今までよりも更に満喫することができるのです。

今までにはない展覧会のスタイルだと驚きながらも、感銘を受ける可能性は高いでしょう。様々な展覧会に行った経験のある人にとって、新鮮な場所になるかもしれません。

「天才か反逆者か」判断はどちらなのでしょうか。謎めいた魅力のあるバンクシーを会場にて堪能してみてくださいね。

 

公式サイト:https://banksyexhibition.jp/

開催期間:2020年3月15日(日)〜9月27日(日) 期間中無休

開催時間:10:00〜20:30(最終入場 20:00)

展示会場:アソビル(ASOBUILD)2階(※)

会場住所:横浜市西区高島2-14-9

アクセス:横浜駅・みなみ東口より直通/東口より徒歩2分

※アソビルは2019年3月15日に開業した横浜駅直通の体験型複合娯楽施設です。

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