アーヤと魔女がNHKで放送決定!3DCGの迫力が話題のジブリ作品

アーヤと魔女がNHKで放送決定!3DCGの迫力が話題のジブリ作品

「アーヤと魔女」がNHKにて放送されることに。こちらの作品はスタジオジブリによるもので、原作となったのはファンタジー小説でした。

その後、宮崎駿の息子である宮崎五郎が監督を務める「アーヤと魔女」が、2020年12月30日から放送されることが決定したのです。

今回はそんな「アーヤと魔女」の魅力とストーリー、そして今までのスタジオジブリ作品との違いなどをご紹介していきましょう。



これまでのジブリ作品との大きな違い

アーヤと魔女がNHKで放送決定!3DCGの迫力が話題のジブリ作品1985年に設立された、株式会社スタジオジブリ。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」と続き、たくさんの人に刺激をもたらしていました。

これまでのジブリといえば、長編アニメーションの映画作品が多数ヒットしてきましたよね。特に1988年公開の「となりのトトロ」は、自然を象徴するたくさんの緑が印象的。観る人に癒しを与える作品でもあり、その「手描き」ならではの美しさが多くの人を魅了していたともいえるのです。

これは「となりのトトロ」だけではなく、多くのスタジオジブリ作品に共通するところです。コンピュータ・グラフィックスの技術が絶えず進歩している時代の中、手描きで壮大なアニメーションを作り上げるのはとても素晴らしいこと。

今まではスタジオジブリ作品の大きな魅力であり、こだわりだった「手描きアニメ」ですが、今回放映されることになった「アーヤと魔女」は、珍しく3DCGで仕上げられています。

一部がCGという作品は、「平成狸合戦ぽんぽこ」「コクリコ坂から」など、これまでにもいくつか存在しているのです。しかし「アーヤと魔女」は全編3DCGで、他に類を見ないこととして話題になっているといえるでしょう。

スタジオジブリ公式HP:https://www.ghibli.jp/

 

アーヤと魔女のあらすじ

「アーヤと魔女」は、1990年代のイギリスが舞台となっているアニメです。アーヤは10歳の少女で、幼少期から両親とは暮らしていません。

養護施設で仲間たちと生活しているのですが、周囲が自分の思い通りに動いてくれる環境がとても快適で、幸せを感じていました。

しかしある日、ベラ・ヤーガという魔女がアーヤのもとを訪れます。さらに彼女と一緒に暮らしている男性・マンドレークもやってきて、二人はアーヤを引き取ることになったのです。

これまでの生活とは果たしてどう変わるのか、魔女とはきちんと打ち解けることができるのか、物語が進んでいくにつれてわかっていくこともあります。

このアニメの魅力について

「アーヤと魔女」には、個性的なキャラクターがたくさん登場します。主人公のアーヤも10歳の少女とはいえ、養護施設で生活している時にも色々なことを考えながら、大人と会話をしたりもしていたのです。

しかし養護施設での暮らしに満足していたからこそ、いきなり「引き取る」というベラ・ヤーガの言葉に困惑しながらも、やむなく行ってみることに。

すると見たことのないものや、想像を絶するものなどがそこにはたくさんあり、アーヤは驚くべき体験をします。その後の展開などは、本編を続けて観ることでわかってくるでしょう。

アーヤの声を担当するのは、2007年生まれで現在13歳の平澤宏々路。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「わたし旦那をシェアしてた」などの人気ドラマにも起用されていました。

キャラクターデザインとしては髪の毛を少しとり、高く左右対称に結んだヘアスタイルをしていることが多いアーヤ。無邪気な少女らしい外見も特徴的です。

またジブリの作品でよく目にすることではありますが、「不思議なスキルを持つキャラクターと出会い変わっていく主人公」というスタイルは、「アーヤの魔女」でも健在の様子。

「千と千尋の神隠し」でもおなじみの、正体不明の生活体が複数登場するというストーリーは、観ていると一時的に現実世界から離れることもできます。

「アーヤと魔女」には、今はまだ明かされていない新しいキャラクターが登場することも期待できるでしょう。魔女、そして彼女と共に暮らすミステリアスな男性には、一体どのような秘密があるのか、深く迫っていきたいですね。

 

斬新なグラフィックだけでなくストーリーも魅力

2005年の春頃に、組織形態が有限会社から株式会社へ変わってからも、不動の人気を誇るスタジオジブリ。「アーヤと魔女」がNHKで放送されることになったのは、ジブリファンにとっても予想外のことだったかもしれません。

3DCGもとても新鮮で、思わず一番に注目したくなるところなのですが、「アーヤと魔女」を観る際にはストーリーにも目を向けるようにしたいですね。

興味深いポイントがたくさんあるはずなので、物語が進んでいくにつれて「このストーリーと数週間前に放送されたものには、何か深いつながりがあるのかも」などのように、気になる点がいくつか出てくることも考えられます。

その都度友人と意見交換をしてみたりすることも、新たな楽しみ方といえるでしょう。



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