加湿器は手作りできる!安価で簡単なDIYで乾燥時期を乗り越えよう!
加湿器は手作りできるという話を聞いたことがありますか。乾燥時期には欠かせない加湿器。家電量販店やオンラインで、さまざまな種類が販売されていますが、予算を超えていて購入しづらいこともありますよね。
また加湿器は、常に使うアイテムではないかもしれませんので、とりあえず乾燥時期だけしのげればよいという人も。そこで今回は、とても便利な加湿器の手作り方法をご解説しますので、ぜひ試してみてくださいね。
加湿器の必要性はある?
まず加湿器を手作りする前に知っておきたいのが、加湿器の必要性について。女性ならお肌のコンディションのために、加湿器は必要不可欠だと思っている人は多いでしょう。
冬は乾燥しやすい時期。エアコンの暖房をオンにすると、室内の湿度は25~40%ほど低下するともいわれています。湿度が40%まで低下すると、あらゆる面で健康の不安がある可能性も。
空気が乾燥すると、雑菌も気になってしまうかもしれません。加湿器があれば、絶対に健康でいられるという確証はありませんが、予防効果は期待できるでしょう。
また加湿器があると、肌にもメリットがある可能性も。乾燥によるシワ対策、皮脂バランスを整えるといった効果が期待されるのです。
美顔器のスチームが人気なように、空気は乾燥している状態よりも湿度が一定以上あるほうが、美容にもよいかもしれません。
ペットボトルの簡易加湿器
とても簡単で、コストがほぼかからない加湿器の手作りアイテムは、空のペットボトルと家にあるタオルを使う方法。ペットボトルは2リットルの大きなサイズのほうが、長時間使えると考えられます。
作り方はとても簡単で、まずペットボトルに水を入れ、タオルを細長くしたものを差し込み、先端からタオルを出しておくだけ。先端部分からタオルが乾燥し始めると、ペットボトルからどんどん吸水して、空気中に水分を蒸発してくれます。
加湿器は、電源コンセントにつないで使うタイプがほとんど。コンセントがない部屋や、小さいお子さんやペットがいる家だと、少し心配になりますよね。
しかしペットボトルの加湿器の手作りアイテムなら、サイズによってはタンスの上にも置くことができますし、トイレや玄関先などちょっとした隙間に設置するのも可能です。アロマオイルを数滴入れておくと、香りの癒し効果も同時に得られるかもしれません。
コーヒーフィルターでお花のような加湿器
加湿器には色々なタイプがありますが、手作りができるのは「気化式」タイプです。フィルターが水を吸い上げ、空気中に含まれた湿度を高めるという仕組みも。
吸水しやすい素材と容器をセットするだけの、簡単な作り方なのです。湿度をできるだけ高めるには、フィルターの面積や通気性などを考えるとさらに効率的。
コーヒーフィルターは吸水力、さらに通気性もありますし、水分を蒸発しやすい速乾性があるため加湿器の手作りには最適な材料といえるでしょう。
まずコーヒーフィルターと、カップやグラスなどの水を入れる容器を用意します。コーヒーフィルターをくるくると丸めたものを、容器に何本か花束のように差し込むだけで完成。
コーヒーフィルターの代わりに、プリント柄のキッチンペーパーやナプキンを使って、もっと可愛く空間を演出することもできます。
タオルとワイヤーネットの加湿器
タオルは給水量が抜群で、乾燥しやすい日は洗濯物を干すと加湿器になるといわれています。しかしハンガーを使ってぶら下げるのは場所もとりますし、固定しにくいので不安定に。
そんな場合の加湿器の手作りアイテムは、100均のワイヤーネットと深めのタッパーがあれば作れます。ワイヤーネットは山型に半分に折り曲げ、タッパーに差し込みましょう。
タッパーには水を入れて、タオルが水に浸かるよう、ワイヤーネットにかけるだけ。面積が広いぶん加湿しやすいので、寝室に一晩置くなど使い道も色々ですね。
タオルは生地が厚いほうがたっぷりと水を吸い込むので、長期間加湿機能が働くことが期待できます。同じ要領で、タオルの代わりにフェルトを使った加湿器も、インテリアに合わせて手作りできます。
床を水拭きする
加湿器に頼らず冬を乗り切るなら、手作り加湿器はとても手軽ですが、忙しい人なら掃除のついでに部屋の乾燥対策をすることもできます。
床やドアを水拭きするだけで、自然と空気中に蒸発し湿度がアップ。お掃除しながらできるので、一石二鳥かもしれません。また日中は家にいない人は、霧吹きで寝る前に周辺にスプレーするだけでもかなり違います。
スプレーする際はエッセンシャルオイルなどを混ぜて、芳香剤のようにソファやカーペットにスプレーすることもできます。
まとめ
加湿器を買っても、期待したほど効果がなくてがっかりするケースもあります。加湿器の手作りなら、作る楽しみや加湿効果も期待できるので、冬の楽しみとしてプラスできるかもしれません。
乾燥時期は観葉植物を置いたり、鍋に水を入れておいたりするだけでも効果は期待できますので、気になる時は簡単にできる方法もぜひ導入してくださいね。